20代の転職に有利な資格について知りたい人「資格を持っているとなぜ良いのだろう。転職を考えているけど、今のスキルで問題ないのだろうか。資格取得を考えているが、何の資格をとればよいのかわからない。」
こういった疑問に答えます。
本記事の目次
- ①なぜ資格を持っていると良いのだろうか?
- ②20代の転職に有利な資格10選
①なぜ資格を持っていると良いのだろうか?
資格取得はしておいた方が良い。転職するなら資格を持っていると有利。そのような言葉を聞いたことはあるかと思います。
でも、具体的にどうして資格を持っていると良いのか。転職する際に資格を持っている人と、持っていない人では、どのように判断されるのか。などが理解できていない場合があります。
ここでは、それらの疑問をなくし、資格取得する意味を説明します。
資格取得は必要知識の証明
資格取得により、必要知識の証明になる。
特定職種での未経験者は、知識の証拠が頼りになります。そのため、資格を取ることで、社会的ステータスの上昇や、業務の幅の広がりなどが見込めます。
資格取得である一定の知識を持っていることの証明ができれば、企業の理解のうえ、求めていた職種・業務に就ける可能性が上がります。
業務上の必要性
業務上必要であるために、資格を目指す人もいる。
医師や看護師、行政書士など、そこでしかできない仕事をするために資格を要することもあります。やりたい仕事があっても、資格がないと先に進めないケースが見られます。
たとえば行政書士や社会保険労務士などには、仕事の一部に独占業務があります。これは特定の職業でなければできない仕事です。無資格では信頼性にも関わるため、資格を取ってからその仕事に就くことになります。
他にも、危険物取扱者についても、求人でその資格を要件とすることがあります。ガソリンのような爆発、火災のリスクがあるものを取扱うからです。無事に仕事をするために、安全につながる専門知識が欠かせません。
このように資格が将来のキャリア形成に関わることもあります。
②20代の転職に有利な資格10選
- 1.TOEIC
- 2.ファイナンシャルプランナー
- 3.MOS
- 4.基本情報技術者
- 5.簿記2級
- 6.秘書検定
- 7.宅地建物取引士
- 8.危険物取扱者
- 9.ウェブ解析士
- 10.普通運転免許
1.TOEIC
英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する、世界共通のテストです。
英語の知識がどれだけあるのかを、点数によって相手側の企業が把握しやすくなります。
2.ファイナンシャルプランナー
保険会社や不動産関係への就職に有利と言われているため、人生を長い目で見た時いつでも活かせる資格です。
税制・不動産・保険・相続・年金などお金に関する幅広い知識を身につけることができます。
そのため、銀行や保険、証券といった金融業界、住宅メーカーや物件仲介業といった不動産業界では、転職時だけではなく業務上でファイナンシャルプランナーの知識が役立つこともあります。
これらの業界への転職を希望しているのであれば、この資格を持っていれば即戦力として採用の可能性も広がります。
3.MOS
MOSはマイクロソフト・オフィス・スペシャリストを略した言葉です。
Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookなど、米マイクロソフト社が提供するソフトウェアの利用技術を証明するための資格です。
事務関連の仕事をする際の汎用的なスキルを取得できます。IT系の企業に限らず、Word、Excel、PowerPointといったソフトウェアはどの企業、どの職種においても使用頻度が高く、特に事務職では仕事を進める際の基本ソフトになるため、MOSをもっていると、パソコンスキルをアピール出来ます。
4.基本情報技術者
基本情報技術者とは、IT業界で必要な情報技術に関連する知識を習得していることをあらわす資格です。
ネットワーク構築に必要な知識、プログラミングや工程の知識など、エンジニアやプログラマーになるうえでの基本的な知識を取り入れられます。
国家資格の一つで、大学生に人気な「ITパスポート」よりも難易度の高い資格とされています。
IT業界からは「IT業界に入るなら持っておきたい資格」として位置づけられており、IT業界へ就職したい学生や転職したい方に人気の資格です。
5.簿記2級
経理職を目指すときに役立つ資格になります。
未経験者の登竜門的な資格としても知られていて、経理の仕事へ異業種転職するであれば、持っていると有利になる資格です。
6.秘書検定
特に女性から人気の高い資格であり、短大などでも授業で資格を取得できる場合が多いです。
本当に秘書になるわけでなくても、一般的なビジネスマナーを身につけることができ、なおかつ簡単に取得できるという特徴があります。
資格取得のためのハードルが低く、また様々な企業に通用する資格です。
7.宅地建物取引士
“宅建”という名称で知られている宅地建物取引士は、不動産の売買や賃貸の仲介に必要な資格です。
宅地建物取引士は、お客さんに不動産取引時の重要事項を伝えるために必要な知識を持っていることを示します。
不動産関連の法律を扱う国家資格で、不動産を取り扱う会社にはかならず資格者を置くことが義務付けられています。
8.危険物取扱者
危険物取扱者は、危険物を大量に「製造・貯蔵・取扱」する場所で不可欠な資格です。
管理責任者の役割を担い、印刷・燃料・塗料・薬品関係や化学工場、ガソリンスタンドなど、多業種の職場で活躍します。
9.ウェブ解析士
ウェブ解析士は、データを正しく読み取り、内容を改善してアクセスアップに繋げるため技術者の育成を目的とした民間資格です。
特にネットビジネスに重きを置いている企業であれば、どの業界でも重宝されるスキルです。
ウェブ解析士(初級)、上級ウェブ解析士、ウェブ解析士マスターと3段階に分かれています。
10.普通運転免許
「転職のためにとる資格」というわけではありませんが、営業職や送迎を求められるような職業の場合に、運転免許を持っているとかなり重宝されます。
合宿などに通えば、最短で2週間ほど取得することができます。
時間に余裕のある20代のうちに取っておくのが、オススメです。
✔まとめ
今回は「20代で転職に有利になる資格」について紹介しました。
資格を取得するまではどれも大変ですが、資格を取得すると、転職で役立つ場合や業務の幅が広がります。
資格を取得して、希望の仕事ができることを願います。